中華料理といってもそのバラエティーはものすごい。
その中でも筆者は中国は南西に位置する
四川省の料理である四川料理の大ファンである。
四川料理の特徴は何といっても
「麻辣」の味である。すなわち、
花山椒の痺れるような感覚と、
唐辛子の辛さが調和して、味を作り出している。
筆者は長らく中華料理が
そこまで好きではなかったが、
四川料理に出会ってからは、
大の中華料理好きになってしまった。
ここでは、筆者が四川省出身の
友人達に教えてもらった料理の中から、
是非ともお勧めしたい
トップ３の料理を紹介したい。
（１）麻婆豆腐
何といっても、最も有名な四川料理は
麻婆豆腐であろう。日本の中華料理屋では
マイルドな味付けになっていることが多いが、
四川料理店では花山椒の香りがぴりりときいた
味付けとなっている。
ぜひ、本場の味を楽しんでいただきたい。
調味料を手に入れれば比較的調理も簡単なので、
筆者はよく自作している。
（２）水煮牛肉（水煮魚）
筆者が最も好きな四川料理であり、
一口サイズの牛肉または魚を、
モヤシや青梗菜などの野菜と一緒に、
麻辣のきいたスープのなかで煮込んだ鍋のような料理。
スープ表面に浮かんだ唐辛子、花椒が食欲をそそる。
スープをよく吸い込んだ野菜が美味。
スープをご飯にかけて食べてるのもお勧め。
（３）酸菜魚
白身魚と酸菜を、やはり唐辛子、
花山椒と共に煮込んだ料理である。
酸菜のすっぱい味が、麻辣の味と調和して美味である。
水煮魚などと比べると、刺激が控えめなので、
辛さが苦手な方にもぜひお勧めしたい。
辛い料理が苦手な筆者の中国の友人も大好きな一皿。
最近は、本格四川料理のいただける
レストランも増えてきたと思う。
今日は中華かな？と思ったら、
ぜひ一度、四川料理を試していただきたい。
